J2リーグ第38節ホーム戦。ファジアーノ岡山 VS 栃木SC
この日はひとつ、大仕事を終えてからのCスタ参戦だったので、すでに体力はゼロに近かったものの、ホーム戦はこの日を含めて後2試合。
行かないわけには行かぬ。
(あっ二重否定だ)
クラブが年間入場者数一万人を目指す「チャレンジ1」(観客動員数平均1万人)は、残念ながら今年は達成できない見込みとはなったが、この日も企画が盛りだくさん。
Jリーグサポならおなじみの平畠啓史さん、通称「ひらちゃん」の出版記念サイン会には、長蛇の列が。
サイン会の後にはトークショーもあって、かなり盛り上がっていた。
もちろん、うちにもサイン本来たので読むぞー。
(Amazonへのリンクです)
続いて、元日本代表でファジに3年間在籍し引退した、加地亮さんのトークショー。
未だに加地さんは岡山のことをとても気にしてくれていて、本当に嬉しい。
来月のおかやまマラソン、ゲストランナーとして出走するのは以前から知っていて、本当に本当に同じコースを走りたかったけれども、引きが弱いので安定の落選(涙)。わーん。
加地さん、2時間切るって言ってたなー(笑)
でも、前回の大阪マラソンが初マラソンで、しかもタイムが4時間半ぐらいだったときいて、恐るべしはアスリートの身体能力。
今回はガチでサブ4(4時間切り)狙ってると思うぞ。
「皆さん、当日は金沢(アウェイ)行かないで、こっちで応援してくださーい!」
と言って場内爆笑。
ファジのユニを着て走ってくださる(ハーフタイムに贈呈式あった)とのことで、今年はファジ的にも盛り上がりそう!
去年ユニとファジ丸くん帽子で走ったときは、本当にたくさんのファジサポさんに応援してもらい、元気をいただいたのを思い出した。
でもごめん、そのとき金沢にいるわー。
それにしても、MCをしていたクラブスタッフの櫻内さん、大変トークがお上手で聞きやすかったし、おかやまマラソン4時間ちょっととかすごすぎ!
場内は最後のハロウィン仕様。
選手たちのハロウィン仮装イラスト、すごく良かったー。
そして宇宙一可愛い鳥は、この日も最高に可愛い。
さてさて、肝心の試合について、書いておかねば。
栃木SCは現在降格圏を争っており、大変に強い意志を持って闘ってくると予想していたが、思った通りだった。
「なんでこの位置にいるの栃木……」
球際激しいし、あっという間にボールがうちのゴール前に来るし、セカンドボール拾うの速いし、運動量落ちないし。
そんな中、ファジアーノはまさに値千金の先制点を勝ち取る。
前半8分、一森選手からのゴールキックを赤嶺選手と競り合った栃木の選手がハンドの反則を取られ、岡山はFK(フリーキック)を得る。
もちろん蹴るのは、前節素晴らしいFKを決めた上田選手だ。
ゴール前に弧を描いたボールを捉えたのは、前節負傷した田中選手の代わりにリーグ初先発していた、DFの要センターバックの増田選手。
身長190センチ、頭ひとつ以上抜けた高い打点から、そのまま相手キーパーギリギリをすり抜けて、左隅へゴール!
ああ……やったね増田くん!
これは、ほんまに嬉しい。
(そして本人もめちゃくちゃ嬉しそう)
有馬監督も言っていたように、チームのためにずっと準備していた選手がその結果を出す。
そして、この1点がまさに勝負を分ける、貴重な「虎の子」の1点となったのだ。
何度もファジアーノゴールに迫る栃木。
そのたびに、選手たちがからだを投げ出してクリアする。
GKの一森選手も、何度も倒れ込んだ。
がんばれー、がんばれー!
後半20分を過ぎて、なんとスタジアムの照明が一部消えてしまう、という珍しいアクシデントが。
それがちょうど、栃木が岡山のゴール内に攻め入っているときだったのは、後からDAZNで気づいた。
(現地では何が起きて中断したのか、最初よくわからなかった)
再開後、怒涛のように攻め入ってくる栃木に肝を冷やしたが、岡山のほうも惜しいシュートシーンもあり、本当に「バトル」であった。
そして、アディショナルタイムはなんと9分。
(ファジサポ全員の悲鳴)
ファジアーノは、3人の選手を次々と投入。
久しぶりに復帰してきた山本選手、前線へのボール運びがナイスプレーだったし、コーナーキックを勝ち取ったのは時間を使うという意味でも大きかった。
それにしても、長い、長い、本当に長い9分だったな……。
DAZNの左上、時間表示が100になってるの初めてみたよ!
そして、試合終了の笛。
ああーもう本当に、笛が吹かれるまでは何があるかわかんないから……。
(昨日の鹿児島と岐阜の死闘観ました)
良かった……本当に勝てて良かった。
そして、栃木サポさんの「あきらめてないから!」という叫びが胸を打つ。
あと、試合は4つ。
全部勝ちたい。勝とう。きっと。