人間ドックに行ってきた。(バリウムが嫌な話)
とーにーかーくー、
バリウムが苦手なのだ。誰が何と言おうと。
人間ドックは毎年、だいたい同じ時期に行く。
年度初めに日程が決まるので、本当はそのときから慎ましやか&健康的な食生活や運動などを行うのが良いが、だいたいおやつを禁止生活に入るのがひと月前。
遅いよなー、わかってんねんけどなー。
ただし、今回は違った。
4月から5月にかけた連休。冬のシーズン中はめったに風邪をひかないのに、なぜかこの時期体調を崩し、
喉痛い → 鼻水出る → 発熱・リバース → なんとか持ち直す
ここまで連休前半。
ここでしっかり休養すべきだったのに、農家仕事で草刈り。まずいことに、その日はかなりの晴天で気温も高く、水分補給や休憩など気をつけていたにもかかわらず、午前中だけでダウン。
草刈り → 熱中症かも? → 発熱(高熱39度近く)・リバース
→ 胃腸炎 → ものすごく腹を壊しトイレと友達
ここまでで連休後半をすっかり使い果たした。
そして、体力が回復するのにかなり時間を要し、気づいたら
体重3キロ減ってた! ヒャッホウ!(違)
……そこまで過酷な体調だった、ということである。
なので、そこから半月ちょっと後の人間ドックのために、今年に限ってはわざわざダイエットをする必要はなかった。
さて、人間ドックというタイトルなのに、前置きが長すぎだ。
今回の人間ドックの個人的高い山は、大きく分けてふたつ。
ひとつは、せっっっまい駐車場にうまく車を停められるか、ということ。これは、自分にとっては永遠の足かせであり、消滅することのない人生の試練である。
ただ単に運転に自信がないだけ、とも言うが。
これについては、駐車場にちゃんと係のおじさんが立っていてくれて、誘導してくれたので事なきを得た。
前回別の用事で行ったとき、アンテナをしまうのを忘れていて
「ぐぐぐーーー」と嫌な音がしたのはもう忘れよう。
ふたつめの大きな山は、ここでやっとタイトルの「バリウムが嫌」。
本当に嫌。マジ嫌。
なぜ皆あのように平気で飲めるのか。
家族に聞いたら、「なんで?」と言われる。
最初の問診で「バリウム苦手アピール」しまくったら、いざX線室で優しそうな検査技師の人がニコニコ笑顔で
「ギリギリに減らしときましたので! すみませんねー」
と言ってくれた。
総じて検査技師の方たち、皆さん優しすぎ。神か。
いったんバリウムを飲んでしまえば、気持ち悪いながらも台の上でぐるぐる回るのは全然平気で、ドラマで月9初出演の中村梅雀さんが、そういえばぐるぐるしてたなあーと思い出したり。
そんなこんなで、無事に今年も人間ドックが終了。
なお追記すると、10年ぐらい前に人間ドックで病気が早期発見され、手術完治した経緯を持っているので、皆さま検査は大事ですぞ。
検査後の食事は、空腹の後なのでやっぱり味わい深い。
にんじんケーキ、カロリー的にも素晴らしいんだろうけれども、なんというか優しい味わいで、全然にんじんぽさがなかった。言われなければわからないと思う。よきかな!
というわけで、また来年。
はやくバリウムが一口ですむ時代が来ますように。