山口、ちょい巡り。温泉&ペンギンの住処。【アウェイツーリズム】水族館編
前回の長崎戦アウェイで、山口県は下関に一泊している。
その時は、下関市立しものせき水族館「海響館」の前を、涙を飲んで素通り。手を振ることしかできなかった。
湯田温泉からは、だいたい車で1時間ぐらい。
その日帰らなければならないのに逆方向ではあるけれども、行く機会はなかなかないと思うので、観光先は水族館に決定。
ペンギンいるし!!! ペンギン村があるし!!!
(テンション爆上がり)
というわけでやってきました「海響館」。
関門海峡を望む海沿いに建つ海響館は、4階建て。だいたいの水族館がそうであるように、上から順に下っていくのだ。
こんな不思議なエスカレータが待っている。
一番上は、関門海峡についてのエリアだ。
水流の勢いや、瀬戸内海・関門海峡・日本海という3エリアの違いなども展示されていて、なかなか興味深い。
3階に降りると、イワシのトンネルを抜ける。
やっぱり群れはすごいな。スイミー!
また、下関だけあって、フグの種類の多さが半端ない。
海響館では、フグを常時100種類以上展示しているとのこと。
綺麗なフグはだいたい毒があるやつだった。
そして、大きな水槽には、マンボウが。
知らなかったのだが、マンボウはフグの仲間らしい。
大きすぎて横になって泳いだり、とにかく動作がゆっくり。
マンボウの大きさを考えれば、この水槽は狭いのかもなあ。
この間テレビの番組でさかなクンさんが言っていたけれど、マンボウはとても繊細な魚なんだとか。
そして、水族館と言えばやはりクラゲー!
この非日常な感じが、なんとも言えず癒やされるというか。
美しいねえ。
そしてそして、ついに我々はペンギン村に上陸することに成功した。
わははははははは(好きすぎて頭おかしい)。
わらわらおるやん。わらわら。
キング、ジェンツー、マカロニ、イワトビ。
ここは、亜南極圏に生きるペンギンたちの生息エリアだ。
いやほんま、うっとりするわ……。
この前にイスほしいやん(ないです)。
このエリア、プールもかなり広くて深い。
ペンギンの泳いでいる姿を間近でじっくり観られるのだ。
それより驚いたのは、小さなアジサシが飛んでいたこと。
中央の岩場の上の方に止まっており、時々羽を羽ばたかせてぐるっと飛ぶのでびっくり。
餌やりの時間では、飼育員のお姉さんの前でホバリングまで見せてくれた。
そして……
ペンギンさんたちも餌の時間が近づいてきたのがわかるのか、プカプカし始める。
階段を降り、ぐるっと回ってプールの下に潜り込むことができる、というしくみだ。
泳ぎ始めると、スピード速すぎて写真がうまく撮れません、先生。
地上でまったりしているときとはまったく違う、このなめらかな無駄のない流線型のからだを見よ。
そりゃ水の抵抗も少ないわー。
写真が下手すぎ&ペンギンが速すぎて撮るのは無理だったんだけれども、プールで餌が投げ込まれてから、大勢のペンギンたちはやがて、少しずつ群れを作って泳ぎ始める。
飼育員のお姉さんの話によれば、ペンギンは速く泳ぐため、羽の下に空気を蓄えるそうだ。
泳ぐときにその小さな泡が後ろに帯のように放出されて、キラキラととても綺麗だった……あああ……ずっと観ていたいけど、餌の時間が終わってペンギンが陸に帰っていくー。
ようやく亜南極ペンギンたちに別れを告げて、次は屋外に出ていく。
「フンボルトペンギン特別保護区」である。
なんと……これはかなり広いスペースだぞ。
環境の再現度も高いのでは?
はぁー、こっちも天国じゃないか……。
あまりにもたくさんいるので、お掃除とか、餌をあげるのとか、特にどの子にあげてどの子にあげてないかとか、飼育員のお仕事は大変そうだ。
脱走とか大丈夫なんだろうか?
(いらんお世話)
この後は、アクアシアターでイルカショーを観たり、シロナガスクジラの巨大な骨格標本を観たり。
もちろんミュージアムショップにも突撃しましたぞ。
ありがとうありがとう海響館。
遠くには関門橋、また渡ることがあるかな?
というわけで、水族館編終了。
長々と読んでくださり、ありがとうございました。
ただのペンギン好きです、ハイ。