立ち向かう楽観主義、ふたたび。

J2リーグ第5節アウェイ戦。柏レイソルVSファジアーノ岡山

嬉しい、ほんま嬉しい(踊っている)。
柏のようなビッグクラブに勝った、という記憶がほぼないので(あったらごめん)、まさに「価値ある1勝」と言っていいのだろう。
我が家では、試合に勝った日はアイスを食べていいことになっているのだが、今回の勝ちアイスはお値段高めで!

ハーゲンダッツ美味しかったよ!

ハーゲンダッツ美味しかったよ!

今回はDAZN観戦、リアルタイムで1回、仕事で観られなかった家族と「反省会」という名前で酒を飲みながら1回観た。2回観てもやっぱりボールを追うことで精一杯だが、さすが柏の選手たちは皆寄せも早く、足も速いような気がする。足元のテクニックもうまい。
そんな「J1ぽさ」を強く感じた中で、ファジアーノの選手たちは本当によく走っていたし、ボールを奪っていたと思う。

 

昨年ぐらいにようやく「SB」がサイドバック、「CB」がセンターバックの略称だったのかー!ぐらいなサッカーどしろーととしては(笑わないでくだされ)、いわゆる「システム」についてはさらによくわからないのであるが、ずっと3バックを敷いていたファジアーノが今年から4バックで、それに対してずっと4バックだったらしい柏が今回戦略的に3バックにしてきた、ということぐらいはわかった。
(ちなみになぜそうしてきたのかはわからぬ)


相手の布陣をみて、その場で修正していかねばならないとか、サッカー選手どんだけすごいんだ。
というか、本当にすごいなと思うのは、自分たちは上から(神の視点で)観ているからいろんなコースが見えたり役割がわかったりするけれど、選手たちはピッチからの視点でプレーしているということだ。その景色はどんな風にみえているのだろうなあ、といつも思う。

 

さて、試合のほうは前半、持てているのかそれとも持たされていたのかはわからぬが、ファジアーノのほうがボールを回していたように思う。だが、シュート回数はお互いに少なく、いわゆる「かたい試合」という印象だった。

 

それでも、さすがの柏。(クロス)バァさんはそこにいたし、ポストさんなんて3人もいた。


……金属を叩くあの「バーン!」という音、心底肝が冷えた。


どれかひとつでも決まっていたら全然試合は違っていただろう。
あの細い棒に当てるほうがむしろ難しく、「バーに当てたら100万円チャレンジ!」とDAZNがチャレンジ企画をやるぐらいだから、今回は何かが宿ってるかも(感謝)と思ってしまったほどだ。

 

一番怖かったのは、柏コーナーキックからのゴール前の攻防。相手ヘディングがポストに跳ね返り、廣木選手のお尻に当たって(球速をここで殺したと思う)金山選手がゴールラインギリギリで押さえた。
危なかった。ありがとう廣木選手とお尻。

 

ただ、幸運だけで勝ったのでは決してない、とは感じた。まさにチャレンジャーを体現するように、皆が走り回って激しいぶつかり合いもあちこちであった。
ちなみに上からびよーんと乗っかってくるの、ファールを取ったり取らなかったりは個々の審判の基準なのだろうか(素朴な疑問)。

 

さて、試合は後半に動く。上田選手コーナーキックから、クリアされたボールを武田選手がヘディングで競り勝つ。武田選手の身長は181センチだから、こういう役割もあるのだなあ。
ヘディングで落とされたボールをイ・ヨンジェ選手がキーパーをうまくかわして流し込み、ファジアーノは先制点をあげる。
やったあああああ!

この得点、解説者が「オフサイドではと(相手が)主張しているが、統率されていないラインをうまく使われた」としていて、うーんやっぱりギリギリいけたんだなと家族で話していたら、他のブログでも言及している方が何人かおられた。上田選手がコーナーキックを蹴るときに横からインした柏の選手が、わずかに戻りが遅れているとのこと。うひゃー、そんなところまで観ていなかった。何度も見直す。


オフサイドというルールは初心者には難しく、いまだにわかったりわからなかったりなのだが、

 

3'. 攻撃側選手がゴールキーパーを除く、一番後ろにいる選手(守備側の最終ライン)よりゴールラインに近い位置にいる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

 

あー。文字にするとめっちゃわかりづらい。

 

つまりこういうことかな。
武田選手がヘディングでボールを出した瞬間、(ゴールを決めた)イ・ヨンジェ選手とゴールキーパーの間に、柏の選手がギリギリ残っていた。もし、その選手がイ・ヨンジェ選手よりも上がっていれば、オフサイドだった。


オフサイドの見極めとは大変難しいことらしく、

「えーあれオフサイドじゃないの?」
「えーあれオフサイドなの?」

と思うことは多々あったりもする。難しいのは、「ボールを出した瞬間」に「受け手がどの位置にいるか」ということだからだ。だが、初心者なのでボールばかり追っていて、ほぼボールしか観ていない。
たとえばテレビ画面では、わずかにナナメ上から映されているから、副審(線審)がもっと近く、あるいは真横からみていて旗を揚げているならそれはオフサイドなのだろう。と信じるしかない。うーん。
それにしても難しいなサッカー!

 

アディショナルタイム、柏の外国人ストライカーのキックがバーに弾かれ、怒濤の攻めを何とか凌ぎきって、ファジアーノはアウェイで貴重な勝ち点3をあげ、連勝に成功した。
「大金星」と言われることはまあいいよ。勝ったんだからいいのさ(居直り)。

 

明治安田生命J2リーグ第4節vsアビスパ福岡DAZNハイライト - YouTube

 

次回のホーム戦は、これまた強敵のヴァンフォーレ甲府
イベントも盛りだくさん、特に復興支援チャリティーマッチは、岩政さんや加地さんをはじめ、すごいメンバーが参加するらしいので今から楽しみだ。

 

www.fagiano-okayama.com

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