J2リーグ第6節ホーム戦。ファジアーノ岡山VSヴァンフォーレ甲府

待機列に並ぶ中、雨がけっこうしゃばしゃば降っていてどうなることかと思ったけれども、何とか持ち直していざ！まずは楽しみにしていた復興支援チャリティーマッチ。

そうそうたるメンバーが顔を揃える。
自分はサッカー観戦歴が浅いので教えてもらいながら。ちょっと席を外している間に岩政先生がヘディングを決めたとのことで「あー見逃した！」（笑）。加地さんは通常運転（ファン感的に）だったし、他の選手たちも一緒に盛り上げてくれて、何より「レジェンド」たるプレーが健在なのはさすがだ。
それでも、走り続けるのはさすがにしんどかったのかも（笑）

中学生相手に「大人げない」プレー続出！なのも、楽しかった。そして、時には皆を楽しませ唸らせ、場内は拍手喝采。Cスタは大いに盛り上がった。すごい選手たちと一緒にプレーしたことは、きっと彼らの宝物になるに違いない。

岡山だけでなく、いろいろなところに復興支援で行かれている巻さんも言われていたが、「サッカーを通じて」「日本がファミリーになる」ということ。これは、他の競技でも同じことが言えるだろう。
まだまだ復興は道半ばであるけれど、チャリティーマッチが実現したことに心から感謝である。

本当に個人的にだけど、元ファジ選手の近藤徹志さんが来てくれたのが嬉しかった。岩政さんとのツーショット写真もあがっていたし、きっとがんばっているんだろうなあ。

がんばろう岡山！

さて、3連勝を目指しての相手はヴァンフォーレ甲府。6年ぶりだった去年の対戦成績は1勝1敗だけれども、個人的にはJ1ぽい強敵というイメージだ。しかも、うちはすでに2敗しているが甲府はまだ負けていない。すごい！
（と言ったらファジも去年第6節まで負けなしだったよ、ふふふ）

今回、DAZNを見直していないのでスタジアムでの印象になってしまうのだが、全体を通して見ごたえのあるゲーム運びだったと思う。甲府はめっちゃ強そうな外国人選手がスタメンにふたり入っていて、

「あーもううますぎ、あーその人らに渡しちゃダメー」

というシーンが思ったよりも少なくて、これはよくマークして抑えられていたということなのだろう。
インターセプト（相手のボールを奪う）もかなりあって、これは観ていて楽しいサッカーであることの象徴のようにも感じる。選手の気合い、上手さがダイレクトに伝わってくるのだ。

なので、ハラハラドキドキしながらもゲームは進み、勝利は目の前にあったが、アディショナルタイムでまさかのPK！

こういうとき、スタジアムにいて遠いゴール側だと何が起きたのかさっぱりわからない。どうやら「ハンドがあったらしい」と漏れ聞こえてはきたのだが、その前にあった別のハンドっぽい行為を流したようにも見えたので、皮肉にもほどがあるなあと。いずれもこれは、DAZNで観ていないので何とも言えない。

しかし、監督や選手のコメントを読むと、最後のあたりではどうしても相手もプレッシャーをかけてきていて、ゴール前での攻防が多くなってしまったとあり、リードしている場合の試合の終わらせ方もまた大事で、しかも難しいものなのだろうなあ。

去年はいくつかの試合で、最後の最後に追いつかれたり、決勝点を決められたりしたことがあった。ラストワンプレーでやられると、サポーターとしては本当に凹んでしまう。
攻めに行くのか、守るのか。もちろん、相手も前がかりになってくるのを想定していかねばだし、あー、やっぱりサッカー難しい。

勝ち点2点分が目の前でするりと抜け落ちてしまい、選手たちは本当に口惜しいだろう。だが、「次はもっとここを」という課題がきっちり見えてきたことをプラスに捉え、実行していくのがプロ。
相手がいることだし簡単にできることではないけれど、こうやって一試合一試合、積み重ねていくのだ。まだまだ、シーズンは長い。