J2リーグ第2節ホーム戦。ファジアーノ岡山VSツエーゲン金沢
すでに三日坊主になりつつある(汗)。あかんやん。
というわけで、先日のJ2リーグ第2節について、忘れないうちに書いておく。
Jリーグのシーズンパス特典として、だいたいどこのクラブも先行入場できる権利がある(チケットの人よりも少しだけ早く入れるのだ)。
ファジアーノでは去年から、先行入場の待機列がWEB抽選になった。わざわざ早朝や前日に名前の紙を貼りに来なくても良いし(遠方の人は大変だ)、養生テープ(紙を地面に貼るときに使う)を買わなくていいし、良いこと尽くめだ。
そして、いわゆる「引き」が弱い我が家に「50番よりも前」という奇跡的な出来事が起き、ちょっとテンションが上がりつつ無事に入場。
好きな席を確保することができた。
我が家では試合前、いつもはだいたい静かに過ごすことが多い。
席を取った後はファジフーズを買い、スタジアムのある運動公園のベンチでのんびり食べながら、スタメン(先発メンバー)を確認したり、公園で遊ぶ子どもたちや、踊りの練習をする学生さんたちをぼんやり見たり。
大きな公園だから、サッカーを観に来た人もそうでない人も、いろんな年齢の街の人々がそこここに集っていて、その中にスタジアムがあることの多幸感。Cスタを好きな理由のひとつがそこにある。
そのうち、スタジアムの音楽に混じって、遠くから鬨の声がきこえてくるのだ。
「あー、選手バスが着いたんだなー」
この日は、1サポーターさんが中心になってバス待ちを「やりましょう!」とネットで呼びかけていたのを思い出し、やっぱり迎える人がいたほうが戦う選手たちも気合いが入るだろうし、人数の足しになるかはわからないが、恐る恐る行ってみた。
たくさんの人がすでに集まっており、なごやかな雰囲気。チャントの練習もあり、そのまま盛り上がって本番もちゃんとコールできた、と思う。普段はメインから観ており、手拍子はしても声を出して応援することはほぼないから、ちょっと高揚した気分で再びスタジアムに入った。
第2節の対戦相手は、ツエーゲン金沢。ホームでは金沢との相性は悪いが、アウェイでは去年は引き分け、一昨年は岡山が勝っている。何とか「相性の悪さ」を払拭してほしい、と願った試合だった。
前半24分、相手のクリアしたボールが仲間選手の真ん前に落ち、そのまま迷わず振り抜いて、素晴らしい先制ゴールが決まった。
よく言う「ゴラッソ」というやつ!(ちょっと使ってみたかった)
仲間選手は大好きな選手だ(箱推しなので全員好きだけど)。見ていてわくわくするサッカー。溢れる情熱。そして時々見せるコミカルな表情。この日も踊りながら喜びを表現し、先日お子さんが生まれたばかりのレオミネイロ選手とゆりかごダンス。ああ、なんて幸せな光景なんだ。
2点目は後半38分。レオミネイロ選手に替わって入った斎藤選手、相変わらず強い。3人ぐらい引き連れてぬるぬるとドリブルで上がり、一瞬の隙を付いて突破。キーパーをも引きつけたので、ゴール前でパスを受けたイ・ヨンジェ選手はちょんと押し込むだけで良かった。ガッツポーズが本当に嬉しそうだった!
終了直前に1点返されてしまったが、試合は2-1で終了。
ふううう。喜びと安堵。ヤッター!と両手を挙げる。
開幕ホーム戦が黒星だっただけに、この初白星は選手たちも本当に嬉しそうだった。有馬監督の初勝利でもあるから、なおのこと。
試合に勝つと、ゴールを決めた選手がバックスタンドの応援席まで挨拶に来る。メガホンで何か喋って気勢を上げ(メインスタンドからはところどころしかわからないが)、帰りにサポーターから煽られて拳を突き上げているのとかをメインスタンドからぼーっと眺めているときは、一等幸せな時間だ。
あー、選手の幸せそうな顔、もっともっと、もっと見たいので、よろしくお願いします!