立ち向かう楽観主義、ふたたび。

高知、ちょい巡り。空も海も川も青い。【アウェイツーリズム】(前編)

第26節のアウェイ愛媛戦(8月4日)。試合が日曜日ということもあり、前から検討していた高知巡りをぶち込むことに。


というわけで、とりあえず、

 


海ィーーーーーーー!!! ヽ(´▽`)ノ

(海なし県出身定期) 


 

晴れの国には海があるが、自分個人は海のない県出身なので、海を見るとついつい空高く鳥のように舞い上がってしまう。
これは一生続くので、また海海言ってたらそういうことやなと思ってください、はい。

 

さて、晴れの国から四国に渡る方法はいくつかあるのだが、今回はオーソドックスに瀬戸大橋を渡る。
いわゆる「瀬戸中央自動車道」だ。
晴れていて素晴らしい景色だったと思うが、必死こいて運転していたのでよそ見できていない(汗)


そこから高松自動車道を経て高知自動車道へ。
南国ICを降り、一般道を経て高知東部自動車道(無料区間)を走り、再び海沿いの国道へ。

 

海ーーーーー! 海ーーーーー!

 

たい!へい!よー!

たい!へい!よー!

 

目指すは、室戸岬である。
台風が来たときのニュースでよく映される、海が岩にザッパーンの激しいイメージとは裏腹に、この日の太平洋は晴天に恵まれて、どこまでも青い空と海が広がっていた。


室戸岬近辺は、たくさんの岩場が続いている。
火山や地震などによる隆起などで、名前のある奇岩も数多い。
少し降りて歩いてみるが、ゴツゴツした岩の上を渡り歩く、これはまさしくフィールドアスレチック! 転んだらしぬで!
よくドラマの殺人事件でひとが転がってるやつや(違

 

海岸に降りてみた。ゴツゴツ岩!

海岸に降りてみた。ゴツゴツ岩!

ここから向こうとこちらの岩、種類が違うらしい

ここから向こうとこちらの岩、種類が違うらしい



 それにしても、海が青い。

 

陸を見上げると、少し高台を上ったあたりに灯台が見える。
室戸岬灯台だ。
灯台とは、突堤の先にどどーーんとあるのが普通だとばかり思っていたら、違った。

 

 

相方「そりゃ、遠くからよく見えるようにやで」

 


ほうほう。早速行ってみることにする。
室戸スカイラインというくーねくねの坂道を上がっていくのだ。
運転注意!
中腹付近の道沿いに、駐車場があるのでそこで止めて歩く。
スカイラインをその先まで行くと山頂の展望台があるのだろう)

 

室戸岬灯台。この美しいコントラストといったら。

室戸岬灯台。この美しいコントラストといったら。

 

でかいぞ。

 

室戸岬灯台」、wikiによれば、


光達距離26.5海里(約49km)は日本一」
「日本に5箇所しかない、第一等レンズの第一等灯台


 であるとのこと。
また海上保安庁によって、歴史的文化的価値の高い「保存灯台」にも指定されているそうだ。
歴史と文化を携えながら、なお現役で海を守り続けているのだ。
がんばれ……がんばれよ……

 

しかし、なぜか「恋人の聖地」の看板もある。
ううむ。そういうのにも公式に指定されているのだな。
同じように観光に訪れた仲の良さそうなご夫婦に「写真を撮ってほしい」と言われる相方。
無害いい人のオーラ出てるぜヽ(´▽`)ノ

 

 

さて、もう少しきちんと東側まで廻りたいところだけれども、時間が来てしまった。残念、タイムアップ。
室戸スカイラインを引き返し、宿に向かう。

 

日も暮れてきた

日も暮れてきた


宿泊する奈半利町室戸市の隣、海沿いにある人口3200人ほどの小さな町。泊まるホテルはお遍路の宿でもあるようだ。
ということで、ここでマグロを食べるぞう!

 

www.hotel-nahari.com

 

決して新しい施設ではなく、そこここに昭和の香りを感じるけれども、あまりそういうところは気にならないほうだ(むしろネタである)。従業員さんたちは、丁寧で感じがよかったなあ。

 

ではでは、まぐろ会席スタート!
(この先は食べ物ばかりですのでよろしくどうぞ)


まずは、前菜。
写真のタイトルは、すべてお品書きにあるメニュー名である。

 

フルーツトマトのマリネ、鮪尾の身の煮こごり、オクラと長芋のとろろ

フルーツトマトのマリネ、鮪尾の身の煮こごり、オクラと長芋のとろろ

 

食前酒の代わりに、ゆずジュースをいただく。
近くにはゆずの産地北川村があるそうだ。
他にもゆずビールとか、日本酒美丈夫で割ったカクテルなども。

 

鮪心白の生春巻き

鮪心白の生春巻き

小鉢。「心白」とは、お米の中心部分にある白い不透明な部分のことだそうだ。隙間が多いことから麹が繁殖しやすく、日本酒を作るのにはお米のこの部分が最適らしい。

 

天然南まぐろ中トロ・赤身、びん長鮪塩タタキ、酢どり茗荷添え

天然南まぐろ中トロ・赤身、びん長鮪塩タタキ、酢どり茗荷添え


そして、お待ちかねのお造りが来たぞーい!
それぞれ何とも言えない、蕩けるような味わい。
あー、これがちょびっとだからええんや。
ほうっ……幸せ……(語彙)

 

焼物はメカジキ鮪と夏野菜の串焼き

焼物はメカジキ鮪と夏野菜の串焼き

 

焼いても美味しい。
また、ここで使われている野菜は、地元で穫れたもののようだ。

 

夏野菜の冷やし煮物、ジュレ掛け

夏野菜の冷やし煮物、ジュレ掛け

煮物は夏らしく、冷やし煮物。
上のツナのような色のものは、なんとまぐろの卵。
びっくりした! 初めて食べた。
見た目は鯛の子のような色だが、言われなければ何かわからないぞ。
そして、歯ごたえがコリコリしていて美味しい。 

 

 

天然南まぐろ腹トロ・赤身、ビン長まぐろのにぎり、ネギトロ巻き

天然南まぐろ腹トロ・赤身、ビン長まぐろのにぎり、ネギトロ巻き

 

ぬおおおおお寿司ー!
大好きなネギトロー!
お寿司の後ろにあるお汁は、「ネギマ清汁仕立て」とある。
ネギ甘い。

 

えっ、まだ揚げ物あるの?

 

夏野菜の天ぷら 塩二郎の塩

夏野菜の天ぷら 塩二郎の塩

この「塩二郎の塩」が気になったので、その場でggってみると大変有名で高級な塩を、隣町の田野町で作っているそうだ。
完全天日で作られており、高級料亭や海外などでしかお目にかかれないすごい塩だとか。
お届けに一年以上かかるとか、はんぱねえー。

 

そして……火が灯されていた陶板焼き。

 

 

鮪のカマトロ焼き、ごめんもう食べちゃった

鮪のカマトロ焼き、ごめんもう食べちゃった


失礼しました。
大変美味しゅうございました、とだけ。

 

あんみつー! あんみつー!

あんみつー! あんみつー!

デザートが出て、これで会席は終了。
ああ……なんと満たされた時間と腹。
ちょこっとずつなのに、もうお腹いっぱい。

 

すると、従業員の方が

 

「そちらの箸置き、まぐろを釣る釣り針なんですよ。良かったら記念にお持ち下さい」

 

えええっ! これほんまもんの釣り針だったのか。
ちょうど手のひらに収まるほどのサイズである。

 

箸置きはまぐろの釣り針だった

箸置きはまぐろの釣り針だった


というわけで、まぐろ会席堪能いたしました。
ごちそうさまでございました。

 

迷路のような通路の先には、小ぶりだがひのきの大浴場や露天風呂もあり、まだ誰もおらずひのき風呂を独り占めできた。

 

明日は、涼しいものを見に行く!
そして夜は試合!!!
中編へ続くったら続く)

 

yukumio.hatenablog.jp

 

 

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