要介護認定、更新する。
要介護認定の更新時期がやってきた。
前回から半年。
もう、半年もたったのか。
介護認定が見直されたときには、必ず「サービス担当者会議」がありそれに本人や家族が出席することになる。
ケアマネージャーさん、訪問看護の看護師さん、手すりなどをつけてくれた装具屋さんを迎え、現在の本人の状態や自宅での様子をケアマネさんが聞き取ってまとめていく。
介護認定を受けてから、訪問看護を受けるようになった。
訪問看護ステーションから派遣された看護師さんが、1週間に1回自宅にやってきて、血圧や心拍などの計測の後、だいたい1時間ほどかけてリハビリや体操を指導してくれる。
年始めに足腰が立たなくなって以来、ほぼ外に出ることがなくなったので、たとえ一週間に一度でもからだを動かす手伝いをしてもらえるのは、本当にありがたい。
デイケアなど、外に行くことを頑として拒む義父も、自宅だと素直で体操やリハビリも一所懸命がんばっている様子。
一度だけ見学させてもらったことがあるが、なかなかにハードであった!
自分も一緒にやり続けたら痩せるかもしれん(違)。
よくあるような、何となく楽しんでからだを動かす感じではなく、リハビリ、訓練と言った風合いが強い。
やはり目標を立ててそれをクリアする、という流れがあるのだろう。
義母にも「一緒にやればいいのにー」と言ったら、「わたしは別の曜日に体操に通ってるから」と一蹴されてしまう(笑)。
そちらは、送り迎え付きのデイケアのような集まりで、町が主催している。
会議のほうは、本人の現状を報告しあい、和やかなムードでつつがなく進んでいった。
義父本人は糖尿病を患ってはいるが、「薬もきちんと飲んでおり、症状は安定している」との主治医の意見をいただいているので、特に問題らしい問題はなかった。
耳の遠い義父が一所懸命話すのを、皆さん笑顔で気長に傾聴してくださり、やはりプロは違うなあと思うなど。
最後に、このメンバーでこれからもがんばっていくということでいいですか、と本人に確認が取られ、終了。
その後装具屋さんは、半年前に備え付けた手すりや装具を点検。
ネジを締め直ししたりして、しっかり確認してもらえたのはよかった。
家族としては、義母の負担を減らすために「一日ぐらいデイケアに行けたらいいのにな」という思いはあるのだが、やはりどうしても外には行きたくないらしい。
連れがあればいくかも、という話もちらりと出たけれど、義父も来月で90歳、なかなか友人といってもすでに泉下の人となっている方がほとんどで、なかなか連れを見つけるのは難しいとのこと。ううむ。
さて、義父は新しい「養命酒」という楽しみを見つけたらしい。
養命酒。うちにもあります。
相方が時々飲んでいるので、ちょっと飲んでみたこともあるけれども、味はうーん、うーん、うーん。
元々お酒は好きな義父だったので、まあ養命酒ぐらいならいっか。
次は半年後。
令和は2年になるね。
ぼちぼち歩いて、筋力を維持して転ばないようにしよう。